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2008/01/21

関東建築旅行2~八王子~

昨日、高松は雪。普段1時間もかからない道のりを2時間かけて帰宅しました。隣の車があきらかに車体を斜めに滑っていく恐怖。いつも温暖な気候の香川、このような時は何の準備もしていませんから、怖いですね。
 さて、関東建築旅行。皆さんにとって「図書館」とはどのような「場」ですか?私は決して居心地の良い所ではなかったと思います。通路が狭かったり本棚が圧迫して閉塞感があったり。本を借りる、調べるという目的が達成されればそれで良いのですが。家で本を読むにはだらけ過ぎる、ある程度の緊張感を持ちながらも落ち着いて読める。そのような図書館。私が好んで通っていた所は広めの通路の端で地べたに座って本を読む学生達が多く、そこが一番居心地良かったものです。
 ゆとりがある居心地の良い図書館。今回訪れた伊東豊雄氏による「多摩美術大学図書館」がまさにそうでした。本棚は低く室内の端まで見渡せ、周辺に大きく開かれた窓により景色を望めます。1階の床はゆるやかなスロープが波打ち、そこに配置されたソファに学生は寝転びながら本をめくっています。アカデミックな場である図書館を古典でありながら新しい空間が生み出されている。

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「建築」は社会、思想、歴史、技術、流行など様々な諸条件が絡み合い生まれます。「建築」を見る時、その建築家は何を意図しているのか考えます。この建物において思うことは多々あり、ここで詳しく述べませんが何よりこのような空間が身近にあるというのは幸せだと思いました。美大という表現を学ぶべき教育の場で(もちろん地域にも開放してある図書館ですが)このような場があるのは刺激になり糧となるのではないでしょうか。あぁ、羨ましいかぎりです。

ヨシオカ

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