2009/01/19

こんな仕事しました

昨日から行われている猪熊弦一郎現代美術館での展示「猪熊弦一郎展○×○×」
今回この展示に少しばかり協力させて頂きました。内容はといいますと、美術館の正面に馬の壁画が在るのは皆さんご存知だと思いますが、別の壁画案が存在してまして、それらを飾るエントランスの模型を去年から制作していたのです。その数20個。まずはサンプル模型をその時インターシップで勉強にきていたポリテクカレッジ住居科の学生さんに作ってもらいました。量産出来る作り方、作品を際立たせれる方法、子供たちにも楽しんでもらえるようにとのことでしたので、それらの配慮、などなど検討し、ボリュームや色を実際に美術館の展示室で確認。GOサインが出たところで、本体の制作にとりかかりました。約3ヶ月の展示なので強度をもたす為にも箱は木で作ることになり、いつもお世話になっている家具のANTIPOEMEさんに協力して頂きました。その後は箱に色画用紙を貼り部品などをつくる作業です。設計のTさん、設計事務所に勤めている友人のHくんにも手伝てもらい、形が出来上がっていきました。

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そうして先週、納品へ。模型を壁に取り付けてもらい、作品を設置。最終仕上げで模型部品を取り付けてきました。普段みられない設置風景は新鮮です。猪熊弦一郎展は3階ですが、2階では同時開催の「小金沢健人展 動物的」の設置も行われていて、3階から眺めていましたが、ボランティアの方々も一生懸命お手伝いされてて楽しそうでした。

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今回のことで貴重な体験をし、色々な方の協力のもと仕上げることが出来ました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
4月5日まで展示されていますので、皆さん是非足をお運び下さいませ。
詳しくは↓猪熊弦一郎現代美術館サイトでどうぞ。
「猪熊弦一郎展○×○×」

ヨシオカ

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2007/08/29

東京にて

中々更新して頂けないようなので先に書きますよ、イノウエさん。
8月の頭に1泊2日で東京へ出張に行っておりました。
着いたその日の午前中は施設見学でしたので、あまり建物を見れず2日目は森ビルでコルビジュ展に行ってきました。

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この展覧会はユニテのメゾネットの内部空間やコルビジュのアトリエなどを実寸で再現しており疑似体験が出来るようになっていたり、実現できなかった計画案をCGパースで再現したりと楽しめました。数ある実現不可だった計画案。もし実現していたとしたら現在の都市はどう変わっていたのだろうかと、興味深かかったです。

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そして、その日の昼食は森ビルのカフェで行われていた現代アートの草間弥生カフェなる所で限定メニューカレーを。それが、こちらの写真です。やはり、水玉です。店内ももちろん水玉です。そして店内では草間弥生の詩の朗読が流れだし、なんともいえない空間での食事でした。

1泊2日は短く慌ただしく帰ってきました。ちょうど帰りの飛行機が台風で飛ばない可能性があり、むしろ、もう1泊っ、と思っていたのですが甘かったです。
いえ、誤解のないよう、ちゃんと仕事してきましたから。

ヨシオカ

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2006/12/12

カフェMIMOCA

カフェレストMIMOCAイベント第3弾「SKY」Vol.3。
先月そのライブに行ってまいりました。
今回は豪華3本立て。「MOOSE HILL feat.原田知世」をメインアクトに「トウヤマタケオ」「当真伊都子」氏。
お客の入りもいつもより多くてビックリしました。チケットもすぐ無くなってしまったとかで。(A様には頭があがりません。席まで取っていただいて~。いつも有難う御座います)
ケーキ類も色々置いてあって美味しかったですね。(Kさん邪魔してスミマセン)
楽しかったです。原田知世さん美しかったです。曲も美しいですが。
そしてチェロやハープの生演奏。贅沢三昧でした。
最後にミーハー心にMOOSE HILLのゴロー氏にサインを描いてもらって幸せな気分で帰りました。

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(写メでとったので、あまりに画像が悪いのですが→)

ヨシオカ

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2006/10/03

力のあるもの

(主観的な話で恐縮ですが・・・。)
どの世界も同じなのでしょうが、力のあるものとそうではないものがあると思います。
私は力のあるものを創って行きたいと考えていて、力のあるものを見ると安心できる自分がいます。
高松市美術館で開催中の「イサム・ノグチ 世界とつながる彫刻展」へ行ってきました。
テーマ別に展示された作品群はイサムさんの縦横無尽な創作活動を物語っており、久しぶりに力のあるものを見ることができました。
私も力のあるものを創れるよう頑張らないといけませんね。
今日は創ることの意味と勇気そして安心を与えてくれた一日でした。

フジタ

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2006/09/19

須田悦弘展

現在猪熊美術館で開催されている、「須田悦弘展」に行ってきました。
まず展示室に入っての様子に驚きました。「雑草と建物」というと荒廃や退廃といった言葉が連想され、一瞬ドキッとさせられたのですが、その後、遠くに見える作品に向かって歩いて行き、最終的にしゃがんだ姿勢で鑑賞するということを繰り返しているうちに緊張感が和らぎ、初めに抱いたイメージとは逆に楽しさを感じました。展示室も正に「違った視点」から見ることになったのですが、それが更に緊張感を和らげている印象があり、面白かったです。この展覧会は10月1日(日)まで開催されているそうです。

サエキ

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2006/08/07

明日の神話

本格的な夏が来て毎日暑いですね。Rimg0389
去年の今頃は、ちょうど広島にいました。正確には60回目の「原爆の日」の前日でした。毎年この時期はジリジリと焼け付くような日差しで痛いほどです。
それに関連したわけではないのですが、汐留で公開中の岡本太郎作「明日の神話」の壁画を観てきました。日テレで特別番組も組まれていたので、ご存知の方も多いと思います。Rimg1344
長さ30メートルのこの作品は原爆が炸裂する瞬間を描いているそうです。しかし鮮やかな色彩と愛嬌すら感じるモチーフからは、絶望ではなく希望、負けない人間の強さが伝わってくるようでした。会場のスタッフの方の解説で、壁画の中心の骸骨は原爆の炎に焼かれながらもその表情は微笑んでいる、と話していたのが心に残りました。
とはいえあまり難しく考えずに、岡本太郎という人の作品を間近に体験できたこと、その溢れるエネルギーを感じることができたのがとても貴重でした。
壁画は8月いっぱいまで汐留で無料公開中です。
イノウエ

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