2009/06/19

OW完成

「ONE'S WORKER 新工房」完成しました。
http://www.onesworker.com/index.html
ワンズワーカーさんは地元香川の琴平でレザーアイテムとシルバージュエリーを製作している工房です。
この工房は、ひとつひとつの商品を手作業でとても丁寧に作り上げています。
私は、この作業風景と街をつなぎたいと思い計画をしました。
初めてクライアントにお会いしてから3年、ずいぶんと時間がかかってしまいましがようやくひとつの形が出来上がりました。
明日、6月20日 リニューアルOPENです。
おめでとうございます。

フジタ

090619_ow_e_2
090619_ow_i_2
090619_ow_m_2

| | コメント (1) | トラックバック (1)

2009/01/14

HP更新

worksの2008年に多賀の家を更新しました。
去年はまったくもってUPしておりませんでしたので、2008年の竣工物件をこれから続々(?)と更新して行きたいと思います。
お楽しみに~!

R0012913_3

事務所の新入りです。乾燥しがちの時期なので霧吹きでせっせせっせと水を与えています。鳥さんもよく鳴いておりますよ。鳴き声が聞きたい方は事務所にお立ち寄り下さい。

ヨシオカ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/01/06

2009

新年明けましておめでとうございます。

昨年、事務所を開設して10年が経ちました。
自分の仕事を振り返ってみると10年というのは長いようで短く感じます。
一般的な視点で60歳が定年だと考えると1/3が終わりました。
あと20年で何ができるのかと考えています。
仕事も少しずつではありますが増えてきました。
世の中のためになる仕事をしていきたいと思います。

今年も宜しくお願いいたします。

090106_ow__2


フジタ

(※自営業なので定年を70歳と考えるとあと30年!(笑))

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/12/31

2008

今日で今年も最後になりました。
「y」の更新が滞り申し訳なく思っています。(毎年のことですが)
今年の仕事を記録しておきます。

・竣工物件が4件

多賀町の家(住宅改修)
081231_tgs0013_weblog_6
 
                               
SS(医院併用住宅)
081231_ss_weblog_6081231_ssi_weblog_5 
 
                               
SS(茶室)
081231_sst_weblog_4
 
                               
春日の家(住宅)
081231_ksoe_weblog_7081231_kso_weblog_4
 
                               
・設計中の物件が3件
・着工前の物件が1件
・その他の物件が2件

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

藤田

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/07/14

福武ホール・副都心線渋谷駅ホーム

Rimg2337先日、久々の東京での打合せのため所長が出張してきました。折角なので最近できた東大の福武ホールを観てきました。設計は安藤忠雄氏です。細長い敷地に建つRC打放し、建物の奥行の長さが適度に緊張感を漂わせ、落ち着きのある心地良い空間でした。
Rimg2340さて、東大は実は初訪問。観光気分で赤門と安田講堂も観てきました。講堂は歴史や小説では何度も聞いていましたが、実際に目にしてみると今でも重々しい空気を纏っているように見えてしまいますね。静かな興奮というか感慨深いというか、でも素直に喜べないような何だか不可解な感情が湧いてきました。
Rimg2346安藤氏つながりで、先月開通した副都心線の渋谷駅ホームも見てきました。駅の3階層の間に、殻に囲まれた楕円状の空間が挿入されており、中心部分は吹抜となってホームから改札階を見上げることができます。なかなか他では体験できない面白い空間です。個人的には、殻を外から見た姿がホントに殻っぽくて(?)気に入りました。

イノウエ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/04/21

藤森照信講演会

Fujimori_01
先日ご案内しました、「藤森照信講演会」が19日に開催されました。会場は満席となり、大盛況でした。講演では、香川県庁舎が作られた当時の背景やその後与えた影響など、藤森先生ならではの大変貴重なお話を聴くことができました。
香川県庁舎は、戦後の時代において、庁舎という象徴性の高い建物の在り方を従来の権威的なものから、市民に開かれた公共性の高いものとするべきという考えに基づき計画されたという話を聞き、国全体が変わりつつある雰囲気の中で、新たな方向性を体現した建築が現れた当時の衝撃、影響が想像され、建築あるいは建築家と社会との関係性について改めて考えさせられました。講演会場が当の香川県庁舎だったこともあり、より興味深くお話を聞かせていただきました

サエキ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/04/14

「藤森照信講演会」お知らせ

Shikai_flyer私の所属しています香川県建築士会高松支部青年部会の主催により、下記日程で「藤森照信講演会」を開催いたします。
藤森照信氏は、樹上の茶室「高過庵」や屋根一面にタンポポを植えた「タンポポハウス」など自然素材を取り入れた作品を多く設計されている建築家で、また、「建築探偵」シリーズや「路上観察学入門」などの一般書も数多く出版されており、建築を専門にされていない方にも馴染みがあるのではないかと思います。
その建築家であり建築史家でもある藤森氏が「丹下健三と香川県庁舎」という題で講演をおこないます。今年50周年を迎える香川県庁舎を糸口に香川県の建築・文化を紐解いてお話くださいます。
身近な郷土の建築や文化を、藤森氏が興味深くお話されるまたとない機会ですので、ぜひ一般の方々にもふるってご参加いただきたいと思います。

・日時:平成20年4月19日(土) 14~16時(開場 13時30分)
・会場:香川県庁ホール(県庁東館2階)
・入場無料 (定員400名)
・事前申込み不要

※満席になった場合はご入場になれませんので、予めご了承ください。
※当日は県庁地下駐車場はご利用になれません。
 公共交通機関又は香川県番町地下駐車場をご利用ください。


フジタ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/04/07

関東建築旅行最終回~高根沢町~

最終回は、塩谷郡高根沢町にある『JR宝積寺駅』駅舎とその駅前にひろがる『ちょっ蔵広場』です。どちらも隈研吾氏設計です。
Rimg0595_3Rimg0589_3Rimg0586_5ちょっ蔵広場にあるホールは古い蔵を改修したもので、壁は大谷石を積んだ構造となっています。ホールの向かい側には同じ大谷石を使った展示場があり店舗などが入っています。駅舎の方は木を使用していて、大谷石の壁面の表情に通じるような表現になっていますが、もっと有機的でひだのように見え、大谷石の表現とは似て非なるものという感じがしました。
とはいえ、駅周辺は一体感のある空間へと整備されており、おおらかな空気が漂う場所となっていました。これまで栃木県内の隈氏の建築を続けて見たわけですが、各々の土地の独自性を表現しながらも、栃木という地域の中での統一感や建築同士のつながりというものが感じられました。
Rimg0593_2今回で関東建築旅行レポートは終了です。初日はあいにくな天候から始まりどうなることかと思いましたが、最終日には快晴に恵まれ充実した旅になりました。
そして締めはやはり幻想的な光の中のYさんで。
また旅に出たいですね。

イノウエ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/03/26

関東建築旅行8~那須町+馬頭町~

次に訪ねたのは那須歴史探訪館と馬頭町広重美術館。こちらも隈研吾氏。石の美術館が「石」なら、探訪館が「わら」、広重が「木」と素材を生かして建築がなりたっています。空間とそれらを構成する素材によって零れ落ちる光の質が違い興味深かったです。因みに広重美術館の木製ルーバーは安藤広重の浮世絵の雨や霧、霞などの抽象的な表現を表しているそうです。

R0011289a_4

R0011294b_4

R0011318d_9

R0011339c_11
左:那須歴史探訪館
右:馬頭町広重美術館

帰りの飛行機の中「ザ・藤森照信」という本を読んでいたら、藤森氏に質問をするという企画がありまして、タイムリーなことに隈氏も参加していました。そこで隈氏が建築の保存について問いを投げかけ、それに藤森氏が例えた答えは歌舞伎座を改修するとしたら、ふつう専門の隈氏を設計者として紹介し、「能の精神性、エリート性に対し、娯楽性、大衆性を旨に歌舞伎が発展してきたことを考えると、隈ほどふさわしい建築家は見当たらない」と書かれています。今回の隈氏の建物を見てきて、なるほど!と思いました。次回、関東建築旅行編、最終回です。

ヨシオカ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/03/17

関東建築旅行7~那須芦野~

さて、参謀の一声で栃木攻略作戦の方針も決まり、いざ侵攻を開始します。
まず目指すは那須郡芦野にある隈研吾氏設計の石の美術館。ここは戦前から残る石蔵と新たに建設したギャラリーからなる美術館です。Rimg0504_2
組積造による石のお茶室、3つのギャラリーと学習室は各々独立した建物で、水を湛えた庭を囲むように建っています。寒い時期だったので、水面には氷が張っていました。この庭に立つと、周辺の日常空間とは別の異空間に身を置いているような感覚になりました。Rimg0524_2
石と光のギャラリーに入ると一瞬その暗さに躊躇しますが、石の間に嵌め込まれた白大理石から洩れ入る柔らかな光がしだいに心地よく感じられました。また石と水のギャラリーでは、壁の石積みの空いた部分から自然光が差し込み、光のギャラリーとは違った凛々しい石の表情が見られました。
規模は小さいながらもまとまりのある密な空間で、包まれるような感覚が心地よい美術館でした。
夜景も見てみたいものです。

イノウエ

| | コメント (0) | トラックバック (0)